10数年前に祖母の家から引っ越していらしたわが家のお雛さん、今年も数日前から旧暦の雛祭りまでの1ヶ月のお目みえである。
母が生まれて以来(戦中?)、母の五人姉妹と、私たち二人姉妹と従姉妹の相手をしてくれたお雛さん、ちょっとお疲れ気味、そして扇もどこかにお忘れではあるが、まだまだ健在。この表情・装束に慣れ親しんできたので、他のお雛さんにはなかなか目がいかない。
子どもの時は、祖母宅の2階にて従姉妹と姉と三人、お雛さんには雛壇を段々と降りていただき、「お雛さん役」を取り合いながら創作宮中絵巻を繰り広げてさんざん妄想にふけったあと、お道具のお重(超ミニサイズ)に無理矢理ちらし寿司を詰めてもらって食べるのがおきまりだった。で、夜は雛壇から人形が降りてくるのを見たくて、真っ暗な部屋で目をこらしたり・・・(灯りをつけると人形がさぁっと雛壇に戻り整列するって信じてたので。)
雛祭りは、ひとがたを流して無事息災を願う節句と、子どもが人形で遊ぶ「ひいなあそび」が一緒になって今の形に発展したらしいが、最近見かけるお雛さん、美しすぎて創作人形劇のお相手をしていただくのはちょっと気がひけるなぁ。 って、さすがに私はもうしないけどね。
初めてコメントさせていただきます。
タイトルの「お雛さん」って言い方、すごく素敵です。
東京の人間は「お雛様」って。
遠い人に感じますが、「お雛さん」ってほんと
身近な自分のものって感じがしますね。
私の実家のお雛様は、なんと雛段ではなく、
神社のような社付きのお雛様なのです。
雛段を飾るだけでなく、お社を組み立てなければならなくて
いまでは、もうさっぱりです。
「お雛さん」のことば、お褒めいただいてとってもうれしいです。お社付のお雛様、ぜひ拝見してみたい! 同じだろうなぁと思っていても、色々聞いてみないとわからないこと、多くて楽しいです!