伝耕の逢坂分室に荷入れの際のハナシ。
私の数少ない引っ越し経験の際は、偏重的合理主義、かつ、全般的縁起担ぎの祖母が、「これ、荷物より前に、お家にいれてね」と鉢植えの万年青を毎回用意してくれていた。その意味なぞ考えたこともなく、ただそうするもんだと思って、そうしてきた。丈夫で日陰でも根付き、いつでも青い(万年青)ゆえ、縁起物らしい。逢坂分室へ運ぶ荷物を車に積みこんだ後、このまま荷物を入れると気持が悪いので、万年青を初めてお店で購入して逢坂分室へ。「残雪」という名の万年青、2500円也。これですっきり。
社会学者のマートンという人が、「予言の自己成就」という概念について言及している。
「予言されること(実現する前に、言語化すること)によって予言された事態が現実のものになるという社会的メカニズムのこと」で、日本の文脈でいうと、言霊とちょっと似ている。予言されたことばを真実だと認識し、その予言に基づいて行動することで、現実のものになると。ことばという明確な形にして目標と認識することで、目標に向かう次なる具体的な行動へ結びつきやすいということだろうか。
まぁ、それはさておき、これまで同様、万年青を最初に入れたので、万年、青色で元気でいられるに違いない(と、疑いなく信じている)。
ちなみに、京都の修学院から芦屋、天王寺への移動の一日、西道は予言の自己成就を試みるべく、ぶつぶつと、呪文を唱えておりました。言霊、言霊。
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