あちこちで報道されているので、私のブログには不向きなネタだけど、
①産地(北海道戸井産)
②価格(3249万円/342kg)
について、少し考察を加えてみようと思う。
産地について・・・・・
ここ数年、初競りで最高値を付けていたのは、青森県大間産。
その「大間」と津軽海峡をはさんだお向かいさんが「戸井」。
同じ海域で同じようなエサを食べている訳だから、元々の身質は大間産と変わらない。
違いがあるとすれば2つくらい?
1つは、輸送方法・距離。
築地に運ぶことを前提にしての話だけど、
戸井産は津軽海峡があるから、トラックのみという訳にはいかない。
味にどういう影響が出るかは分からないけどね・・・
もう1つは、漁法。
大間産は「釣り」なのに対し、戸井産は「はえ縄」がほとんど。
釣りが最も高値が付きやすいけど、はえ縄は釣り以外の漁法の中では最も質が良い(と思う)!
だから、今回も最高値が付いたんだろうね。
価格について・・・・・
342kgのクロマグロが3249万円。
1kgあたり95,000円と、ここまでが報道されている内容。
でもマグロの場合、口に入るのは半分強。
骨、皮、鰭を中心に、半分近くは捨てられる。
てことは、食べる部位1kgあたり20万円弱で競り落としたことになる。
これに仲卸が16~17%のマージンを乗っけるから、卸値で22万くらいということかな?
通常期なら1kgあたり4,000~10,000円程度だから、22万円が如何に高いかが分かる。
小売・料理店が、まともにマージン乗っけて売ったら、いったい誰が買うのか・・・?
いくら縁起ものでも、ちょいとやりすぎな気がする。
久兵衛ちゃんも、単独では無理だから香港の寿司チェーンと組んでるんだよね?
買い負けが悔しいのは分かるけど、どうかと思うよ!
それに、貧乏くさいかもしれないけど(久兵衛のターゲット顧客ではないというヒガミ込みで)、
それだけの原資があるんだったら、お客さまに還元すべきだと思うけどなあ。。。