納得できる目的の不在

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「効率」を追求して、あらゆるところにITの網がはりめぐらされ、PCや携帯やらがずいぶん普及し、「美しさと楽しさ」を標榜する「i」製品が世間を席巻し、その教祖は他界してしまった。効率も楽しさも美しさも手の平におさまるガジェットから得られるとされているけれど、今、我らは自分たちの生活が効率的で楽しく、美しいものになったと認識しているのだろうか。Strategyというものは基本目的を前提して構成されるのだけれど、自らの生計を成り立たせるための生きる方略の前提としてさて何を目的とするのかと問われ人は漂う。目的よりも前に資源としていろいろなモノやサービスが過剰に提供されている。生きるとは、足し算ではなく、引き算の中に答えがあるように思えるが、納得できる目的に到達するための引き算に集中することこそが、最も難しい時代であるように思う。

 

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