リスク

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311による放射能被害の長い戦いがはじまってから、

私は、自分が乳癌手術後の経過観察中の身であることを忘れていることが多い。

それどころじゃないからである。

 

目に見えない放射能が身体に与える影響をかんがえると、かならず甲状腺癌等のリスクに思いを馳せることになるが、

そのありがたくない可能性が生じる、将来ある子供の「今」を思うと愕然とする。

彼らは自ら環境を選べない。 

 

親がどのように身をほどこせばいいか、その判断が子供の将来を左右する状況になる。

リスクは低くない?、いや、やりすごせばいいかも?、とかあいまいな状況を押しつけられる母親の身になって考えてしまう。

 

私は、これまで好き放題してきたので、もういいけれど、

甘すぎる工程がすでに指摘されているから、マイルストーンがずるずる後ろにずれる可能性が低くはなく、

目に見えない放射能にさらされる危険が長期化する状況にある。

目に見えず、結果がただちに出ず、何年後ということも明確にわからなければ、

リスクを過小評価しがちな人間の合理的判断と認識の限界を見抜いて、

対策をやりすごそうとする状況から、子供たちをなんとかして守らないといけない。

 

***

 

今、何が本当かわかりにくい状況の中で、少々バカに見えても、良心に基づき、あいまいな中から正しいことを選ぼう、

とする人のプレゼンスが高くなっている。

 

すでに大小、公私を問わずいろいろな利権にからんで、抜き差しならぬ状態になってはいるが、

どこかに良心のかけらと子孫を残したいという気持ちがまだある人々は、

心の奥底でそういう存在を待ち望んでいる。

 

自分の守備範囲を決めてから、その範囲がばれないように、

ああ言えばこう言う、のらりくらりエリート種の存在価値は地に落ちたわけだし。

 

バカに見られれば、そうよバカだもん、と笑いで返し、だってあんたも間違えてたんでしょ。

さ、顔洗って、早くやり直そうよ。

パンパンと泥を払って、次に進める強さのある人が、この状況にあっては「賢い」と言われるべきである。

生き延びる知恵=賢さの発揮が将来につながるのだから。

 

お金も力もあり、バカではない孫さんの試み。

単純に賛成!、というよりも、

クリーンエネルギーの一大利権を世界に先駆けて作りましょう、と言ってみた方が、

人が群がるであろうと想定されるわけで。

 

そんな人間の限界もあわせのんで。

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