「現場」にエリートが甘える「空」な国

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命をかけて、事態を収拾しようとしている作業員とか、

火事じゃないのに、出動している消防隊とか、

「現場」の彼らの努力はそれ自体賞賛に値すべきものだから、

この際、名前をオープンにして、全員に国民栄誉賞を贈ろう。

 

同時にそういう人々が命をさらすことになってしまった危険が起こる前提を

これまで、 誰がもしくは、どこが、どのように考えて、どう判断していたのか、

分析してみようではないか。

私が一人の国民としてそれに荷担していたとすればそれはどのように。

 

この国に、自分の保身ばかりを考えずに、国民のために働ける、本当の意味で、

ノーブレス・オブリージュを意識したエリートはいるのかいないのか。

 

そんなこんなをするのが怖くて、イヤだから(つまり、責任の本体は「空」だから)、

すりかえとして、現場を褒めたたえておく、という体のよい風潮があるような気がする。

 

なんでこうなるの?というストレートな問いができる今、

戦争に負けたから輸入してみただけ、の、民主主義のシステムの中に巧妙に仕込まれた、

「結局、顔のないみんな」の責任という「空」から逃げないチャンスである。

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