東京じゃない、あれこれ

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多様性や地方発信の重要性について重々承知していながら、

東京ばかりに仕事がかたまるのもなんともおかしなものである。

 

なんでだろう。東京ばっかり。

住んでいる地域の中で、あらゆるモノやサービスが用立てられ、それがある程度の質と独自性があれば地域で完結することも可能なのだろうが、

それがなかなか認知的にそう処理されないことにたぶん問題の一部がある。

生活者視点でみると、

行き交う情報のなかで、たまたま見た「東京」のお店が、ふだん住んでいるところに集まる人の数よりも多く人が集まっているのは、

モノやサービスのレベルが有意に高いのではなく、ただ単に「もともと人が多いだけ」だったりすることもままあるのだろうが、

そんな推測はできても断言はできない。

 

でも、すごい、と聞いて、行ってみるとたいしたことなかったりするんだけど。東京って。

 

単なる及第点レベル、かもしれないけれど、その「東京の」お店、すごいんじゃないだろうか、すごく流行っているんじゃないだろうか、と思って、つい調べたり、行ってみたりしたくなる。

そもそも人間の成長願望がそちら方向の行動に肩入れしているのだろう。

 

だとしたら、人間の成長願望がすたれる超高齢化社会がこのまま進行していくと、一極集中もだんだんマシになる?

便利な方が年寄りは楽、という点はあるから、ある程度便利な場所は人気が出るだろうけど、地方都市でも十分その機能は果たせる。

 

便利な地方都市で、地産地消の仕事がきちんとまわれば素敵なんだろうなと思う。

ドイツのエアランゲン市では、「アート」ですら地産地消の傾向があるらしい。

別に他から高いお金出して有名なアーティストを呼んでくることなしに、地域ではぐくんで地域で提供する。

すごいなー、と感心してしまう。

 

かつて、私が住んでいた住宅地域では、最近一戸建ての中古がよく目立つ。

風光明媚な文教地区なんだけど、電車じゃなくてバス移動の区域じゃ、「自動」車もおぼつかなくなると住むには辛い。

実体の伴わないあこがれ、や、ムードでやりすごせないのが、超高齢化社会、ということなのかもしれない。

がんばれ地方都市。

 

 

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