醸造は女の仕事

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古来日本の口噛み酒、エールハウスの主人も伝統的に女性、メソポタミアでは居酒屋でビールを作るのも女性、

バイキングの社会でも醸造設備など、ビールに関する道具は全て女性の所有物と決められ、男性が持つことは禁じられていたほどでした...。

 

うーんとうなってしまう。

現代のように、男と同じ仕事をして、張り合うよりも、こっちの方がよっぽど賢い。

 

女性の怒りを買うと、酒は造ってもらえず、呑ませてもらえないんだもの。

そりゃ、すごいな。

 

代替不可能な「快」という価値をどう守り、どう取引することにしておくのか。

これこそが、

量ではかれて、交換可能なお金の魔力に巻き込まれ、

あげくのはて、

ダンピングされ、地位を奪われないようにするための重要な戦略なのである。

 

そういうことを、直接的に教えるのではなく、選択した相手に対して、「醸しながら内容を伝えること」こそが

(つまり、これで伝わらない相手は自動的にスクリーニングされる)、女から女へ継承してゆくべきこと、だと思うのである。

 

腕力でねじ伏せるのではないが、しのばせて生き延びるためのどこまでもさめた視線を感じる燐としたスタンス、

つまりはメスの掟に従った、「本質的にシビアな世界」がそこにある、と思う。

 

 

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