外出許可が出たので、すかさずお散歩。
月曜に入院してから、まともに歩いていないので、足がなまっている。
梅雨入り前の晴天である。
仕事なら、「あーこんな日に仕事なんて」と恨み節も出ようが、
天下晴れての入院中外出、遠慮する必要なし。
片道15分ぐらいで、大好きな東洋陶磁美術館がある。
企画展「高麗時代の水注」を目指して。
ほたるまちの病院を出発して、堂島川を右手に見ながら東進。
外に出てみると、
すばらしい天気というか、夏日。
30度まで気温が上がっているようで、
途中で倒れたら、洒落にならないので、
日陰を探しながら歩かねば。
用心、用心。
渡辺橋近くでかわいい花が。
何の花でしょうね。
ふわふわとかわいい白い花。
ゆっくり歩いて、中之島公会堂までたどり着く。
このあたりから、木陰があって、
涼しい道を選って歩ける。
ちょっと歩いて、 大阪市立東洋陶磁美術館に到着。
安宅コレクションの寄贈により設立されたこの美術館は大阪の誇り。
心がゆっくり澄み渡って溶けていくような、青磁。
ずっと見ていると、引き込まれて体ごと溶けてしまいそうな、白磁。
青花、鉄砂、辰砂の名品。
重文の木葉天目、国宝の油滴天目。
何度見ても飽きないすばらしさ。
展示室間のフロアに、こんな作品が。
夭折した陶芸家、西田潤氏の作品。
「絶」というシリーズ。
この作品が目に飛び込んできたのは、
手術をしたせいかもしれないが。
人間の身体は「管」でできている。
「管」の一部を切ることが手術。
たくさんの「管」を切ることが、
命を絶つことなんだと思うと、
作者がそう思ったかどうかは別として、
「絶」という作品名が胸に迫ってきた。
アジアの歴史的名品コレクションの中で、
見劣りしない印象。
それは、とてもすごいことなのだ。
夭逝が惜しまれる。
名品疲れしたのち、中之島公会堂の北側を通り、ティーハウス、ムジカに寄り道して帰る。
遊びながら、治してます。順調に回復中。
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