成功戦略の類型について。
Cタイプとは、Compeitionの頭文字を取ったもので、「競合型」の成功戦略。Cタイプは、大きく力強く、他との競争に強く、打ち勝って成功するタイプ。
Sタイプは、Stress torelantの頭文字。「ストレス耐性型」の成功戦略。過酷な環境下で、じっと耐えるタイプ。
Rタイプとは、Ruderalの頭文字で、「攪乱耐性型」と呼ばれており、このタイプは環境の変化に強く、移り変わりの激しい環境下で柔軟性のあるタイプ。
では、強大な力を持つCタイプ(競合型)が最も成功しやすいと思いきや、さにあらず。Cタイプが力を発揮できるのは、競争すべき相手がたくさんいて、しかも公平な競争が約束された条件、すなわち、比較的恵まれて安定した条件に限られる。
しかし、世界はそんな条件が揃ったところばかりではないので、このタイプが常勝するわけではない。競争する相手がいないとこのタイプは力が発揮できず存在が危うくなる。
競争すべき相手が生き残れないほど、過酷な条件もある。そのときに生き延びるのはSタイプ(ストレス耐性型)。
一方、Rタイプは平穏でも過酷でもなく、何の前触れもなくいきなりやってくるような攪乱状態を好んで力を発揮しようとする。
で、これ、何の類型かというと、ビジネス書にありがちな「ビジネス人材類型ではない」。
なんと、「植物の成功戦略類型」。
「雑草の成功戦略(稲垣栄洋著)」という素敵な本に出会って、るんるん読んでいる。
雑草はCタイプとRタイプの中間型に位置するものが多いらしい。
ちなみにSは高山植物とか、サボテン。
雑草は急に環境が変わっても生き残れるから、環境の変化をものともしない。
急に耕される畑、草抜きされ続ける庭。
これはすべて雑草のホームグラウンド。
普通の植物にはとんでもなく逆境な環境が、雑草にとってはむしろ必要な味方になる。
ふーん。
この本でひもとかれる成功戦略、本屋で平積みされているビジネス書よりも100倍面白い。
引きつけられるように
読んで
はまりました。
すっかり人間だと思い、
自分はどのタイプだろうと考えながら
読み続けたら、
雑草!
この本もすごいけど、
西道さんの、
文章の構成が
すごかった!!
戦略ですね~。
あ、素直にはまっていただいてありがとうございます。この本をなぞりって内容をビジネスメタファーに書きかえ、ケースをくっつけたら、ささっとビジネス書一丁あがりーって感じでしょうね。著者さんは、それをあらかじめ計算済みで、安易にメタファーを使うな、と書いておられますが。ま、そうは言っても「生物メタファー」好きな私。ちなみに、伝耕は「粘菌」を師匠と仰いでおります。