宝さがしはしない

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これは、文化人類学の海外調査にたずさわる岩田慶治先生のモットーらしい。

現場に赴いてそこから何かを得ようとする調査はすべてそうなんだろうな、と思う。

なので、マーケティング調査でも同じ。

何か新しいモノを見つけるために、新しい方法でやることだけにこだわると失敗する。

 

現実には、

新しい方法をお金をかけてやったということを納得させるために、

その方法でないとわからなかったことにする合理化はよく行われているので、

失敗は隠蔽されていることが多い。

 

「何か新しいモノを新しい方法で見つけてください」と素で言うマーケターはあまり力がない。

 

ホントは、

今ここにあるモノ、今ここに起こっていることに対して、たとえ方法は同じでも、

今までとは違う視点で違う質問をして違うくくり方をしてじっくり取り組んでみれば、

新しさはその自ずと湧いてくる、ことは多いと思う。

 

何も変わらないことに対して、何か今までとは違う質問をするためには、

自分が変わらなければならない。

自らの努力だけで自分が変わることは、何よりも面倒で難しいので、

自分が変わるのではなく、方法を新しくして、自分への刺激を変えて、

今までの自分を変える刺激としたい。

 

新しい方法とは、自分を変える刺激のために行うこと、それに対して、

企業は投資させられていることについて、

みんな気づかないふりをしている。

 

いやしかし、

自分に対する刺激が変わり続け、結果、自分が変化しているように思えることが、

人間が長い人生を飽きずに生きるために必要なことなのだから、

人間のありようから考えると、必然なのかもしれないが。

 

 

 

 

 

 

 

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