タイムズスクエアあたりは、ビーバーの生息地だったとか。川やクリークの多い地形は、そもそも野生動物の宝庫。
今では、せいぜい人と車とゴキブリとねずみの生息地か。
かつての地形を物語る古地図をもとに、ニューヨークに少しでも自然をよびもどそうと活動している奇特な人もいるらしい。
地球上の多くの生き物は、ニッチな生き方をしているが、それが地球全体の生物の多様性を形成する。
苦いオレンジの葉っぱしか食べないキアゲハの幼虫は、他の動物が嫌う苦いオレンジの葉っぱしか食べないから、同じ場に居る他の種との共存が可能である、と。
もっともニッチではない生き方をするのが人間で、何でも食べ、どこにでも移動する。
どこでも生息するが、ある意味、どこに生息すれば満足できるのか「ニッチが覚悟できる生物として」わかっていない。
わかっていない我らは、移動する手段を持ってしまい、もっと遠くに、もっと広いところへ、ここでもない、あそこでもないと移動する。
多くの人が共同体での過ごす、比較的ニッチな生き方を捨てて、グローバルに移動し、グローバルに影響を及ぼすようになってから、地球上の絶滅種は増え、この50年間にかなりの種が地球から消え去った。
他の生き物からみれば、地球をめちゃめちゃにするガンのような異物の塊が移動する迷惑な存在が人間なんだろうな。
異物の塊が右往左往して、「財を成す」というビジネスってなものについて、病院の待合室で頭を巡らせてみる。
コメントする