梅ヶ枝餅

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仕事をしながらのおやつはやはり甘いもの。筑前太宰府名物、菅原道真公ゆかりのお餅をいただく。 

 

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太宰府に左遷される前、梅の木を見て菅公が京の名残に詠んだ歌

東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」 

 

その梅が京の都から一晩にして、

道真の住む屋敷の庭へ飛んできたという伝説「飛梅伝説」は有名らしく。

なぜ餅なのかというと、浄明尼が菅公の不遇を慰めるために、

餅を持ってしばしば訪れ、そして菅公が亡くなったときに、

餅に梅の枝を添えて送ったという故事があって、

で、きっと菅公信仰に絡んで、この餅を食べると

病魔が去るというような話ができあがり、名物になったのだろう。

何かと信仰される対象はそれにあやかる人や話がどんどん集まり、増殖してさらに大きくなる。

そして富も。 

 

ソーシャルメディアが席巻して何が起こるかという議論の中で、あるブログに書いてあったフレーズ。

 Although the way we’re doing business is changing, we’re still “trying to more to more people for more money more often.”

More peopleをどのようにmore moneyに変換するのかというギアチェンジの方法は変われども、確かに根本は同じだと思う。

人集めをどうするかについては、智慧とアイデア勝負の時代が来ているというだけなのかもしれない。

いずれにせよ、伝説はmore peopleの注意を惹くための古くからの手法だよね。   

 

さて、最後にその「飛梅」と言われる梅。

単にすごくきれいな「梅」と言われるよりも、「飛んできちゃった梅」と言われると、

「へぇー」と流しながらも、なんかすごい霊力が備わっているようにも見えてくるから人間の認識って不思議よね。

そういう人間の認識の癖を利用して、more to more people for more money more oftenをやるやり方が、

マーケティングっていうのかしらんね。

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