って、これは昨日のフィギュアフリー男子での演技構成点の話。
高橋84.5、ランビエ-ル83.6、ライサチェクとプルシェンコは同点の82.8。
1位日本、2位スイス、3位アメリカとロシア。
小国が2位まで。大国が3位。気持ちいいじゃん。
KABUKI者高橋は演じきって観客を魅了。
頭は大きいし、手足は長くない。それでも彼なりの良さを生かしった身体の動かし方で演じきっていた。
「eye」、「道」という選曲も、衣装も演技構成点のベース、本当によく練られていた。
自分の身体の動きの特性も含めて「自分の世界を創造した独創性」は抜群だと思う。
同じく、日本人らしく顔が大きく、手足も短い中村勘九郎が、ニューヨーク公演を行ったとき、
ブロードウェイで目の肥えた観客に「どうやったら、ああいう身体の動きができるのか」と言わしめたことを思い出した。
歌舞伎でも、音楽や衣装はすごく重要だからね。
高橋KABUK者I戦略は成功だったね。
スイスのランビエ-ルは甘く整った小さな顔、きれいに伸びきった長い手足、バレエを思わせるクラシカルな動き。
西洋へのあこがれの象徴。
フィギュアのフリーはシンプルにバレエの延長だよね、と思い出させてくれて、素直に美しい、と思った。
3歳からバレエをやっていたが、最近、自分の才能に限界を感じて辞めた娘はフィギュアのフリーを見ながら、
ランビエ-ルについては、「バレエみたいにきれいだけど、曲とあんまりあっていない」と言い、ライサチェクには「怖くていや」と言った。
高橋には「ずっと面白い」との賞賛、最後のプルシェンコには「回転しているとき以外はすごく退屈」と言って、どこかに行ってしまった。
くるくる廻るだけなら、つまらないらしい。
プルシェンコの演技の端々に見られた、気持ち悪い身体の動かし方、
彼に備わる気持ち悪いキャラ外見(あ、ごめん)にぴったりだったんだけどな。
王者にふんぞり返らず、あの気持ち悪さを最大限利用して突き抜けたら芸術的だったのに。
技術「だけ」の日本という称号、もう捨ててもいいよね。
4回転にこだわって報道するマスコミは、「技術の日本」を信仰する旧世代の発想。
(あ、今のマスコミはそうだからね、仕方ないかもね)
世界一の表現力をどういうふうに醸造してきたのか、と高橋に聞いて欲しい。
その方が、ブランディングを考えるビジネスマンにも役に立つと思うし、
何よりも、日本の明日を作る子供達への重要な「刷り込み」情報になると思う。
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