なるほどな(下記太字)、と思った本の一節。
...結局、どういう生き方をすればいいのかということですね。本人は何かをやらなければ人間には価値がないんだというような考え方に偏っていますけど、そうじゃなくて、その人がそこにいるだけで人の緊張を緩めたり、周りの人にいい影響がいくんだということですね。人の面倒を見るような仕事が合わない人は一方でそういう力を持っているんです。また何かを頑張ってやったりするタイプの人が精神的に自立しているかというと、そうもいえないんですね。何かを頑張ってやるということは、人に評価されたいというためかもしれないわけです。そういう意味では精神的に人に頼っているわけですね。その反対に、何かを頑張ってやるという欲が体質的にあんまりない人は、別に何もやらなくても、その場にいるだけで、もともと周囲とのバランスがとれる人ですね。そういう意味ではかえって、精神的な自立ができているんだと考えてもいいわけです。そういうふうに納得ができれば、自然にバランスがとれてしまう。余裕ができれば自分の思う通りに動けるようになるんです。 (「整体から見る気と身体」:片山洋次郎)
人に評価されたいというために頑張る、追いつけ追い越せ的な価値観。そういう頑張り方は、実は他律的だったんだろうな。人に評価されたくて、頑張ることは悪くないけど、ある線を過ぎると、「で、わたしって、結局どうしたいの?」、となる。これ、考えさせられる。
また、人のありようと国がフラクタルな関係であることは十分想像できる。
戦後驚異的な復興、とか世界第二位とか言われてうれしかったよね、で、結局、どうしたかったの?と言われて、ここはあまり答えのない国。
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