地震トラウマ

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2010年になってはじめて東京に出張する。ただいま空港バスの中。今週末はセンター試験が一大イベント。雪なんか降らなければいいね。そして、阪神淡路大震災から15年が経つ日が近づく。この時期に東京に行くたびに、なぜかもう一度東京で「わざわざ」震災に会いに行くうような気がする。地震についてのトラウマはなかなかぬぐえない。宿泊は永田町近く。少なくとも消防車は来るであろう、という前提。こういうときは寄らば大樹の陰。15年前、震災に遭った前の日は、実は初釜の日だった。にぎにぎしくお茶会をして、その帰りの夕方、国道2号線から西の空があかね色に染まり、今まで見たことのない雲に目を奪われた。思えばあれは地震雲だったのかもしれない。会場となった先生のお宅は震災で全壊、最後のお茶会となった。当たり前の話だが、命あっての「ハレ」。そういえば、あれ以来、お茶の世界から遠ざかったまま。ハイチで大変な地震の被害。赤十字による被災者推計300万人。イメージできない数字。現地の映像がテレビで流れ、「なぜこんなことに」と叫んでいる人の姿が映っていた。これでやっとイメージできるような気がする自分の貧しさ。「なぜ、なぜ、なぜ」一生問い続けなくてはならない不条理の中に今・ここ、がある。一人でも多く救援されることを願って、合掌。  


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