朝の仕事

| コメント(0)

早朝は仕事のメールを見ながら、ささっと夕食のメニューも考えておく。いま、ネットでレシピを検索するのも簡単で、そういう意味では仕事と家事の並行処理もずいぶん楽になったね。そもそも創造の源みたいなオフィスでなければ、オフィスにお金をかけるのはたいして意味もない、と。だいたい8時までが私の集中時間。そもそも、オフィスに縛り付けないといけないから、女性は仕事から遠ざけられていた。でも、その牙城も崩れている。そこにオフィスがなくても、成り立つのが最近の仕事である。 そんなことをつらつらと考えながら、今日のレシピを探していたら、仕事の書類と混ぜておいてある雑誌「オレンジページ1993年AUTUMN 秋から冬の野菜料理」に目がいく。このテーマでのレシピが使いやすかったので、なんと阪神大震災をくぐりぬけて、今も手元に。興味深いのは1993年当時の掲載広告。

①在宅アルバイトのためのワープロ教育「あらゆる業種で求められるワープロ技能者!!」

②英国王室ダイアナ妃も選んだダマール下着

③KDDのダイヤル直通

 ってのがあった。

①のワープロなんかは、ワープロって何?という人の方がもう多くなっているだろうな。富士通OASISが使えることがかっこいい時代なんかもあった。今のブラックベリーみたいに。キーボードって技能だったんですね。

②「寒いですかって?ちっとも?」ダイアナ王妃の広告でいきなり通販市場に登場したダマールも昨年3月会社閉鎖。ダマールのババシャツを長年愛用していた母親が困っていたな。でもダマールを買っていた人だってユニクロのヒートテックで満足しているし。

③国際電信電話会社法(KDD法)に基づいて、日本で唯一国際回線の保有を許可されていたのがKDD。通信自由化と共に他社の国際通信への参入が自由となり、KDD法は1998年に廃止された。その後合併でKDDI。このときの国際電話、ダイヤル直通でも高かったんだよな-。話していると千円札が飛んでいく感じ。スカイプの今では考えられなーい。

というわけで、食べものは何時いかなる時も重要で、その方法論を提供するオレンジページ掲載の「秋から冬の野菜料理」レシピは今も古くなく、今晩も十分使えるが、広告で訴求されているビジネスの便益は共通する部分はあっても、ビジネスとしての有り様はあまりにも古く感じる。①は入力自体は今も同じだが、だれもそれを技能と呼ばなくなり、②や③は同じ機能でももっと安価なもので代用できる。でも、当時はそれが新しくて画期的な気分にさせてくれていて、価値が提供されていると認識していたことを考えると、なんだか恥ずかしい感じもする。

つい、今やっていることを地道に積み重ねるということも大事にしながら、本当にココロを込めて追求すべき分野とビジネスの有り様って何かな?と思ってみたりする。

10年後に生き残るビジネスの根っこは「食」がらみにあるのかもしれませんね。


 

コメントする