物覚えが悪いのは昔からなので、たいして苦にもしていないが、配偶者や子供のことがわからなくなるアルツハイマー病は怖い。
年末に買ってしまった本、「最新脳科学で読み解く 脳のしくみ」でわかりやすいように説明してあってありがたいコラムによると、
アルツハイマー病の最大の危険因子は年齢そのもの。有病率は60歳を過ぎると、5年ごとに倍になり、90歳の人たちでほぼ半数に達する。統計的な推定によると、アメリカ人全員が100歳まで生きた場合、およそ75%がアルツハイマー病にかかる。世界で高齢化が進むにつれて、認知症はこれまで以上に大きな問題になりつつあるんだ。いま現在の患者は世界で2400万人だけど、2040年には8100万人に増えると予想されている。
2040年8100万人のうち日本の患者が占める割合の推定は書かれていないけれど、世界に名だたる高齢化社会、結構な人数になるのだろう。
「高齢化社会に向けて」などと、なんだか真綿でくるんで、想像しにくいきれいごとから社会の有り様を発想するのではなく、アルツハイマー患者数の推定数を出してイメージしてから社会の有り様を考えてみたいな、と思う。ちなみに、2040年、今からちょうど30年後、今年、年女の私が生きていればアルツハイマーである確率も低くはないだろう。
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