第6話:調査の歌 その2 反応の変化
もう今年もいよいよおしまいですね。
不景気、というか、時代の潮目、というか。不景気ならばいつか景気が良くなりそう、時代の潮目だとしたら、潮目が変わった後は、自分が生きられる状況かどうかわからない。
なので、実は不景気、と言っておいた方が楽ちん。なので、みんな一生懸命「不景気」って言っているのかしら。
私は、今のこの状況、「不景気」と考えるよりも、「時代の潮目」と考えて、万事対処した方が得るところが大きいと思うけれど。
「調べる仕事」に携わったばかりの20年前は、「企業」と「消費者」は全く別の人でした。
つまり、その時代は社会進出している女性自体が少なかった。さらに、ネットだってなかった。
「企業と消費者」は「男と女」と同義語。つまり、二つの世界の間の行き来は人的にも情報的にも分断されていたわけですね。
でも今や、女性も働き続けることが当たり前になり、ネットでいろいろなことが調べられる。
「あ、な~んだ、こうやって、売るのね」とわかっちゃう女性が、もう特殊な人ではなくなったんです。
新商品のコンセプトを見せても、「すご~い」と昔ほど感激されることがなくなったような。
「ああ言えば
こういうのよね」
バレてるよ
作り手側の
苦しい事情
「嫌消費」という本では世代論を軸として、収入の割に消費しない人びとのことが書かれているらしいですね(まだ読んでいないけど)。
私の実感ベースでは、「消費に夢を感じない」人達が、ここ3~4年で増えたような気がしている。つまり、「バレてるから」。
来年は、「信じないお客さんたち」というテーマで何かやってみたいなあ。
水曜テーマで読みに来て頂いた方、ありがとうございました。
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