今日は日曜。
きちんとコーヒーを入れて飲む。
マグカップではなく、ソーサーのあるカップで。
じつは、わたくし、モチーフとしてはドラゴン好きである。
漆器、古伊万里の皿、果ては箪笥まで、うねったドラゴンがついている。
ドラゴンは想像上の生き物だから、顔の描き方に決まりはない。
これはマイセンのコーヒーカップにいるドラゴン。
無邪気な愛嬌と品。
こういう魅力のある人は少ないな。
私の家にあるドラゴンたちは、
どことなくゆるんだ顔のものが多い。
霊力極まり、とんでもなく強力なはずなのに、
強がらず、ひょうひょうと、ドラゴン(人?)生を
楽しんでいる風情の奴ら。
大海にあっても、雲海にあっても、どちらも似合うドラゴン。
いそうでいないドラゴン。いないと思ったら、突然あらわれそうなドラゴン。
この世に現れてもつかの間で、それが本当だったのかどうか、まぼろしであったのかどうか。
いえ、ドラゴンのことではなく、
しばらく時が経てば、誰についても誰もが確かではなくなる私たちのこと。
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