青花ミミカキグサと洛中洛外図

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花の大きさも形もミミカキみたいな青白い花。

「青花ミミカキグサ」を娘が買ってきた。例のごとく、「ちっちゃくてカワイイ!」とか言って。

花のサイズは5ミリほど。

花の中心部分はどうなっているのかと、じーっと目を凝らしてみたら、進行している老眼のせいか、焦点がぼやけてくる。

そういえば、狩野永徳の洛中洛外図を一昨年だったか、京都国立博物館の狩野永徳展で見たとき、

その大きさと描写の細かさ、総勢2500人あまりの描かれた登場人物という説明に驚きはしたが、じゃあ、どんな風に描いてあるの?と目を凝らすと、

描き込まれた細かい描写に目の焦点が合わなくて相当悔しかった。

単眼鏡でも持ってきたら良かった、と地団駄をふむ。

永徳の若き時代、23歳頃までに描いたものと知り、さもありなん。裸眼で細かいところまで味わう年齢の旬をすでに私は過ぎていたのである。

娘と一緒に見に行ったのだが、その時9歳だった彼女の目には、見えたらしい。

洛中洛外図の中に描かれた木にはこのミミカキグサほどの葉っぱが、幾重にも描き込まれており、

その葉っぱの中にはさらに、髪の毛より細いかもしれない葉脈が何本も描き込んであったそうな。

そんなことを思いながら、裸眼ではもう焦点の合わない、ミミカキグサの写真を拡大してみたら、あ、この花はこんな感じだったのね、とやっとわかった。

じっくり見ることができる。

ありがとうテクノロジー。

うれしくなって、ブログにアップしてみた。

洛中洛外図に描かれた葉っぱの中の葉脈も見てみたいものである。

R0010038.JPGR0010036.JPG

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