わかる

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「わかる」は「わける」と「わかつ」ことによって、複雑な全体をときほぐして理解することを言葉の上でもあらわしている。(外山滋比古)

どんな人間でも、「わかりたい」と言葉の上で表現しながら、いざ、「わける」、「わかつ」段になると、急に否定するような態度を取ってしまう場合がある。

実のところ何かがとても怖くて、わかりたくないというのが本音。それ故の「あがき」が態度として出てしまう。

「わける」、「わかつ」の作業による表出事項は、まずは自分の行動についての根本的な変革を指令する内容に違いない。

変革は成功を保証しないから危険である。

そういう危険を察知しているから、「わかりたい」と表現しつつ、作業自体を否定する。

変革を望む姿勢を見せながら、自らで変革の目を摘むという自作自演を繰り返して、今一瞬の安泰をひきのばしたい。

誰もがもつ弱さである。

 

 

 

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