Eye Adaba

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シーカヤックの後、湯浅の海岸線を車で走っていたら、平田さんのシーカヤックツアー参加記念に頂いた「私家版CD」の冒頭、Eye Adabaという曲があんまりにもぴったりだったので、しばし自分の存在と時間を忘れた。かたい殻をもった自分自身の境界がとけて、ゆったりした音の海の中にたゆたう海藻になったよう。Asaというナイジェリアの女性ボーカリストがうたっている。ネットでEye Adabaという言葉の意味を調べてみると、ヨルバ語で鳩、らしい。ざっと歌詞も調べてみたが、意味もわからず音だけで聞いているイメージと大差なし。こういうのがすごい音楽なんだろうな。

さて、湯浅は日本の醤油発祥の地。角長に寄って、ちょうど切れていた濁り醤(にごりびしお)を買いに行く。通りにはもろみの匂いが充満。酵母がそこここに生きている、まさに「もやしもん」な世界だった。それがまた、Eye Adabaの音楽と符合。今文章にする段になって、その調和の不思議さにやっと気づいた。素敵な休日。

 

 

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