遠州灘。ここで生まれて約20年後の夏に、アカウミガメが産卵のために帰ってくる。
砂の中に生み付けられた卵が3-4週間後に孵化する。
孵化したばかりの赤ちゃんアカウミガメは砂浜を懸命に海に向かう。 ぱたぱたぱたぱた...。
この赤ちゃんアカウミガメのうち、生き残る確率はなんと5千分の1程度とか。
うまく生き延びたとすればアカウミガメの寿命は80年ほど。卵が生めるのは最大60年。毎年、もしくは、隔年産卵で、2時間ほどの産卵で一回に生む卵は130個ほど。
ということは、一頭の母アカウミガメが毎年産卵したとして、その一生に生む卵は単純計算で最大7800個。
すべてが孵化するとは限らないので、成長してから一生涯かけて毎年生んでも、生んだ卵から自分の子供が成長したアカウミガメになるのは、一匹、うまくいって2匹。
こんな確率でどうやって種が保存されるのだろう。
まだまだわからないことが多いらしい。
ともかくも確率5千分の1、と言われている賭けのような産卵のためにはるばる海を泳いで生涯何千個もの卵を産みに帰る母アカウミガメ。
すごいな。
そもそも、確率の低さをいちいち怖がっていたら、生き物なんてやってられないのかもしれない。
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