薬師香

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朝5時すぎ、いつものように起きて体操をしようとするが、何となく調子が悪い。昨晩は夕食の用意をしたが手を着けずに寝入ってしまった。30分ほど身体を動かしてから、いったんあきらめてPCを開く。昨夜連絡をくれていた西野さんに「ごめんなさいメール」を送信してから、さて、どう巻き直すか。

「脳の髄に効き、身体全体を目覚めさせる。(と自分で決めている)」薬師香を焚くことにする。興福寺に娘と参詣した折り、薬師堂を包んでいた香りに二人して魅せられ売店で買い求めた。疲れている時に焚くと効く。そう信じて点火し、気を取り直してもう一度体操の続きをする。お香の香りが左右の鼻腔粘膜をつきぬけ、そのまま左右の耳上あたりの頭表面に到達し、そこを起点にじんわり広ってから脳の髄に落ちていく(生物学的医学的根拠はない。あくまでも「感じ」である)。この感覚を数回トレースすると、頭がすっきりしてくる。1時間少しの瞑想&体操コース無事終了。「Brand New Day」の始まりにふさわしい状態になった。

名のある人の麻薬にまつわる事件が世間を賑わせている。

教養と耽溺の淵ぎりぎり、山登りで言えば馬の背をたどるようにして楽しむことができるお香の世界もあるよ、と年若くに教えてあげる人はいなかったのだろうか。

「銘香 薬師香 法相宗 興福寺」。製造元は京都の松栄堂である。

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