9月6日から始まる伝紋ワークショップの新メンバーと話した。
大学三年生。私との年齢差はゆうに20才を越える。
デザインや伝紋について話すにしても、お互いに感覚を理解できる部分は多くはない。
どの共有地を選んで話すか、というのが重要になる。
こういうときは「コミュニケーションの触手」を発動させて、何に興味がありそうなのかについて探りを入れる。
探りを入れる、とはまた、言い得て妙な表現だ、と思う。
あまりに身体感覚に直結しすぎて、良い意味で使われることは少ない。
が、この身体感覚自体は非常に重要だと思う。
こどばだけでなく、表情や身体の動きを判断して、まずは相手の中にセンサーを埋め込む。
そのセンサーの発信情報と自分の中にある情報を参照して、感覚の共有地を探る。
伝紋ワークショップでは、大切なこと、好きなこと、挑戦したいこと、という、
おそらく人間として興味があろうかと思われる共有地に向かって、
デザイナーがクライアントを誘導しつつ、デザインの素案まで持って行く。
今日は私の方が触手を出す方だったが、
伝紋ワークショップでは、
デザイナーの卵さんが自分のもつ「コミュニケーションの触手」で、
クライアントに「いい意味での」探りを入れる番。
表現の前提となる触手の感度を磨ける、
貴重な機会になれば、と思っている。
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