聞く

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昨日、地震について書いた自分の文章を見返すと、音の記憶についてやたらに書いていることに気づいて、ちょっと調べてみた。

人間の感覚の中で最後まで残るのは聴覚だと言われている。意識がなくなっても聴力だけは残っている場合があるらしい。

朝、こうして文章を書いているとき聞こえる音は、すずめや鳩、ときおりカラスの鳴き声、朝刊配達のバイク音など、たいして風情のないものではあるが、私にとっては「なにげない日常」を確認するための重要な要素だ。

東京のホテル、高層階はめ殺しの窓の部屋では聞くことのできない朝のBGMである。家よりもはるかに掃除の行き届いた部屋で目覚めても、なんだかうんざり、と思ってしまうのも、よくよく考えてみれば音の影響が大きい。

一方、日常の生活はどうしても視覚中心でものごとを判断することが多いから、視覚の影響を大きく捉えがちだ。

今日のテーマは聴覚。

人間の最後の五感は聴覚である、ということを心に留めて、一日を過ごしてみよう。

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