思いつき

「思いつき」でやってしまった企画。ありがちである。「思いつき」でやってしまった会社、まさに「伝耕」そのもの。はてさて、コーナーぎりぎりで叫ぶなら、「思いつき」そのものは悪くない!だって、天啓?!かもしれないし。「思いつき」そのものは、偶然がもたらす一つのキーで複数の扉を開くためのある種の表現形、と言い切ってしまう可能性はあり。そんな可能性について、誰が否定できるだろうか。

「天啓あった!」、と、大いなる誤解が稼働、その後が重要。どうして自分に天啓が降臨?したのか、答えの「端緒」、は、自分の中以外にあるわけでなく。その「端緒の根本にある何か」について、はらわたをさぐって、「ひきだし、ひもとき、くみたて」、どんなふうにするの? そもそも「ひきだし、ひもとき、くみたて」やるの?なんとか、やれた、として、次は、それをどう開示し、どう共感を得て、どんなふうに運命共同体らしき人々を募ると素敵な未来が訪れるのかしらん?絵が見えている???

天啓その後、水晶玉の中に見える運命の行く末をたどるように答えられる人がいるなら、ご教示願いたい。私はといえば、相変わらず遠回り、めんどくさいアプローチ。なんで、こんなことが自分に降ってきたんだろうという問いに対して、①自分では気づいていなかったが、押しとどめていた思いはいったい何だったのか、②押しとどめていた思いは、どんなきっかけで、こんな形で自分に降ってきたのか、③そのきっかけを生んだ要因は何か、④、なんでこんな全体プロセスに関して、今、私は、マジメに問うているんだろう、⑤ところで、今日時点の私って? ぐらいしか、問えない。

むずかしいこと置いておいて、当座、そのままやっとくからさ、というスタンスをモザイクのようにあわせ仕込みながら、これから出会うであろう人と、出会いのありようについて、妄想を続ける(ほかはなし)。

さて、今日、昨日のおでんはさらなる味の染みいりモードに突入させ、別の小道、白ワインフェーズに突入。売れ残りのヒラマサに生バジル&ディジョンマスタード&白ワインバルサミコでソースを作りまわしかける。作り置きのビシソワーズは、ムース状に変身しており、5ミリ幅のバケットにのっけてパテ風に食す。そこまでは完璧。でも、今日の白ワインの合わせ技に失敗。甘さと果実味の方向性が、用意したモノには合わず。

白ワインはCono Sur.安くて評価高いが、少し油の回った魚介類カルパッチョNGです。そういうときは、やっぱり、シャブリか特別純米酒にしておこうね。

ソムリエ、ではなく、ノムリエ、は、合わなかった取り合わせをオープンにすることに抵抗がない。 なので、表現するに際しての折衝がいらない、なあなあの間柄。いいね。

西道 広美