色を感じる皮膚

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色鮮やかな夏野菜カレー、じゃなかった、「五条橋ハヤシライス」を食べた翌朝。もう一日「色」がらみで。

色の三原色は、赤・黄・青。一方、眼に見える光(可視光)の三原色は赤、緑、青。これをおおよその波長で示すと、赤は750から620ナノメートル、緑は580から500ナノメートル、青が480から450ナノメートル。

一方、波長が380ナノメートルより短い光線を紫外線と呼ぶ(ちなみに780ナノメートルよりも長い波長は赤外線と呼ばれる)。

「日焼け」などの例にあるように、皮膚は、紫外線を感じる。

一方、眼に見える光(可視光)の影響は受けない、と長い間考えられていた。

ところが、最近の研究では、皮膚は可視光の三原色(赤・緑・青)のそれぞれに異なる反応をしている、つまり、ひらたく言うと、「色を識別している」らしい。

皮膚の角層バリアをセロハンテープを貼ってはがすことで壊す。そして、そこに赤・緑・青のLEDの光をあてる。

赤い光をあてるとバリアの回復が速くなる。

緑は変化なし。

青だとバリアの回復が遅れる。

その後の研究で、培養した皮膚(つまり、神経も血管もない皮膚)でも同じ結果が得られた。

                        (以上、傳田光洋著「第三の脳」より)

「昔は、黒だとか紺だとか、シックな色合いのものが好きだったけれど、最近、なんだか赤いものが好きなのよねー」

50歳を過ぎた女性からよく聞くコメント。

自らの再生力では不十分なことを身体が感知して、補う要素を外に求めているのだろうか。

失礼を承知の仮説だが、「素直な表現には、思いがけない真実が潜んでいる」のかもしれない。

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